［小宮城が独断と偏見で狙うオーナー・サイダー馬］
１／６(日)京都２Ｒ
３歳未勝利に出走予定
(マゼ)
本日は普段と少し趣向を変えて新興の芸能人馬主(!?)、吉井理人オーナー(※１)を紹介させてほしい。名前で感づいた読者は相当なプロ野球通に違いない。そう、現役時は近鉄、ヤクルトでローテ投手を務め、米メジャーリーグ渡米後も活躍。引退後は名コーチとして各球団を渡り歩き、来季から何をトチ狂ったのか(超失礼)、俺がご贔屓にしている某貧乏球団で１軍投手コーチを務める御仁だ。現役時にユニフォームを脱いだ場所とはいえ、お世辞にも日ハムやソフトバンクと比べたら恵まれた環境とは言い難い。俺はフロントや監督とケンカして１～２年で辞めると見たが(苦笑)、お願いだから短気を起こさずチームを強くしてほしいと、イチ野球ファンとして勝手に願っている次第だ。

話が大きく脱線したので軌道修正すると、馬主としては非社台系の某牧場をご贔屓にしているせいか、個人名義では３頭デビューして未勝利……。同じメジャーリーガーでいまや押しも押されもしない大物馬主の仲間入りをした佐々木主浩オーナーとは天地の差だけど、ある意味、これが現実だったりする。大魔神にしても近藤利一オーナーとの共有馬(半持ち)アドマイヤマジンが始まりだし、ノーザンＦのバックアップなしには語れない。ハマの番長こと三浦大輔オーナーのリーゼントロックにしても、同馬を管理する矢作師の目利きによるところは大きい。

それでも色んな場所×３で公開している吉井理人オーナーの勝負馬は、待望のＪＲＡ初勝利を期待できる逸材だ。１番人気で取りこぼした前走も負けて強し。ゲートで後手を踏みながらメンバー最速の上がりで追い込んだのは評価できるし、年明け京都ダート戦は馬場状態が読みにくいけど、凍結防止剤を撒いて極端にパワーを要す馬場にならなければ……？

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