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登録上オーナーだとサンデーＲ２頭出し、キャロットＦ４頭出しの京都大賞典。生産牧場ではノーザンＦ９頭、レイクヴィラＦ(旧メジロ牧場)２頭の合計１１頭がノーザンＦ関連馬だよ(レイクヴィラＦはノーザンＦ傘下)。物凄～～～～～く広い意味では仲間同士だが、ここで東西の管轄外厩別に分類すると……。



【東軍(ノーザンＦ天栄)】

⑩ウラヌスチャーム(馬主：Ｇ１レーシング、生産：ノーザンＦ)

⑬メートルダール(馬主：キャロットＦ、生産：ノーザンＦ)

⑯グローリーヴェイズ(馬主：シルクＲ、生産：レイクヴィラＦ)


【西軍(ノーザンＦしがらき)】

⑥シルヴァンシャー(馬主：サンデーＲ、生産：ノーザンＦ)

⑦ドレッドノータス(馬主：キャロットＦ、生産：ノーザンＦ)

⑧パリンジェネシス(馬主：キャロットＦ、生産：レイクヴィラＦ)

⑪アドマイヤジャスタ(馬主：近藤利一、生産：ノーザンＦ)

⑭ダンビュライト(馬主：サンデーＲ、生産：ノーザンＦ)

⑮レノヴァール(馬主：キャロットＦ、生産：ノーザンＦ)


【西軍(しがらき)から東軍(天栄)に鞍替え!?】

④エタリオウ(馬主：Ｇリビエール・レーシング、生産：ノーザンＦ)


【大人の事情(転厩)によりノーザンＦ本体から栗東へ入厩。次走以降は西軍？】

④アルバート(馬主：林正道、生産：ノーザンＦ)



と上記のように「東軍３＋寝返りエタリオウ=４」、「西軍６＋転厩アルバート=７」に分かれている。毎日ブログをガン見しているＯ・Ｓマニア連中はよ～～～～～くご存じのように、ノーザンＦ関連クラブでは出走ローテや騎手などを東西外厩における“影のトレーナー”が事実上決定している(←注目)。新聞に掲載されている登録上オーナーは飾りに過ぎないし、実際は仲間ではなく身内のライバルだった……なんて事も多々あるので注意してほしい。

キャロットＦ出資者の間で物議を醸しているクラブ４頭出しの舞台裏はこんな感じだけど(小宮注。クラブ担当者もマジ大変だと思うよ。“本当の理由”を説明できないので……)、チームプレー研究の第一人者を自称する俺としては西軍(しがらき)関連馬の大挙７頭出しは興味深い。一部、所有形態の絡みにより出走ローテをコントロールできない馬主が含まれている裏事情ありきとはいえ、全１７頭中３分の１以上が同じ釜の飯を食った仲間であればレースの流れを“支配”できる(←ここがポイント)。非ノーザン馬主の逃げ、先行馬の出方次第にもよるけど、今回は展開決め打ちで西軍(ノーザンＦしがらき)の秘密兵器を狙ってみたい。管轄系統が一緒の同型馬と先手争いをする心配は無用だし、開幕週の馬場を味方に距離ロスなく立ち回れば１発あるかも？

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